【2022年保存版】電気代が高すぎる!漏電セルフチェックをしよう!電気代高騰の原因と今後の対策を徹底解説

おかねのこと
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昨年末からなんとなく電気代が高くなった気がしていたのですが、家族が増えて初めての冬というのもあってあまり気にしていませんでした。

けれど今年に入ってから例年の倍以上の電気代に驚愕!

世間でも電気代が上がったという報道が目立つようになりました。

そこで今回は

電気代の何が高くなっているのか

これからできる対策はあるのか

この2点を徹底解説していきたいと思います。

では早速行きましょう!

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電気代の内訳とは

一般家庭の電気代の内訳は

基本料金+②電力量料金±③燃料費調整額±④再生可能エネルギー発電促進賦課金

で成り立っています。

つまり①〜④のどれかが値上がりすれば電気代は高くなります。

今回はまず、それぞれの料金の算出方法をご紹介していきます!

①基本料金

アンペア制(北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、九州電力)と最低料金制(関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力)に分かれます。

算出方法
アンペア制→現在契約しているアンペア数によって基本料金を算出
最低料金制→基本料金が定額で一定の電気使用量分が含まれ算出

基本料金は各電力会社のプランにより異なります。

現在東京ガスでんきが基本料金3ヶ月無料のキャンペーンを行なっているのでオススメです!

②電力量料金

1〜3段階に分かれていて、電気使用量が増えると金額が上がるようになっています。

電力量料金3段階の使用量と平均単価

1ヶ月の電力使用量平均電気量単価
1段階月間120kWh未満19.52円
2段階月間120kWh~300kWh未満26.00円
3段階月間300kWh以上30.02円

算出方法
電気量単価×1ヶ月に使った電気の量

この電気量単価も電気会社により異なります。

電気量単価の比較はこちらから↓

③燃料費調整額

火力発電に用いる燃料(原油・液化天然ガス・石炭)の価格変動から発生する費用のことです。

日本ではその燃料のほとんどが海外からの輸入になるため、世界の経済状況などが価格変動に大きく影響します。

算出方法
燃料調整費=燃料費調整単価(円)×電気使用量(kWh)

この燃料調整単価は卸売市場や為替レート等の状況で各電力会社が判断して決定した価格になるので、電気会社により異なります。

>>>各電力会社の燃料費調整単価の確認はこちら

2510mama
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燃料費調整単価と電気使用量は検診票に載ってるので確認してみて!

④再生可能エネルギー発電促進賦課金

電力会社が太陽光などで発電した電力を買い取るためのお金のことです。

電力会社の負担を賄うため、国民から徴収しています。

算出方法
再エネ賦課金単価×電力使用量

この再エネ賦課金単価は毎年経済産業省が決めるので、どこの電気会社を選んでも同じ金額になります。

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電気代が高すぎる原因

電気代が上がる代表的な原因としては

  • 世帯人数が増えた
  • 季節の変化
  • 在宅期間が増えた
  • 漏電している

などが挙げられますが、今年に入ってからの電気代の高騰は上記以外での影響が大きいのでこれからご説明していきます。

原因その1:燃料費調整額の高騰

現在世界的に燃料価格が上がっていることが原因で燃料費調整額も高騰しています。

こちらのグラフは各電力会社における燃料調整額の2年間の推移です。

ここ2年間で4〜6円/kWhほど高騰しているのがわかります。

出典:https://pps-net.org/statistics/adjustより

実際にわが家が現在契約しているミツウロコグリーンエネルギーの燃料費調整額も先月と今月で上がっています。

出典:ミツウロコグリーンエネルギーより

以前まではこの価格には上限があるので大幅な値上がりはないと安心していたのですが、先日楽天でんきがこの上限価格を撤廃すると発表したので、今後は他の電力会社も同様に上限を撤廃するだろうと予測します。

原因その2:再エネ賦課金の高騰

今回電気代が上がっている一番の原因と思われるのが、この再エネ賦課金(再生可能エネルギー促進賦課金)の高騰です。

過去10年間の再エネ賦課金をグラフにしてみました。↓

再エネ賦課金は今後も上がり続け、2030年がピークと言われています。

原因その3:漏電しているかも

大幅に電気代が上がった場合は、漏電している可能性もあります。

下記の手順に沿って一度セルフチェックしてみてください。

漏電セルフチェック

STEP1:アンペアブレーカーが『入』になっていることを確認し、安全ブレーカーのスイッチを全て『切』にする

STEP2:漏電ブレーカーを『入』にします。

我が家の漏電ブレーカーのある場所

STEP3:STEP1で『切』にした安全ブレーカーを一つずつ『入』にしていきます。漏電している箇所を『入』にすると漏電遮断器が反応してスイッチが入らないので、そのスイッチが入らなかった箇所から漏電している可能性があります。

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今後の対策

これからも電気代は上がり続ける可能性が高いので、各ご家庭で取り組める対策をいくつかご紹介します。

節電方法その1:電気使用量を下げる

  • 使用しない家電のコンセントは抜いておく
  • エアコンを使用する機会を減らす
  • エアコンをつけたり消したりしない
  • 床暖房をつけっぱなしにしない

など

節電方法その2:断熱性を高める

  • 窓とサッシの隙間をテープで埋める
  • 遮熱カーテンを使用する

など

節電方法その3:発電する

  • 太陽光を設置する

太陽光に興味がある方は一度こちらで見積もりをしてみてください!↓

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今は太陽光のリースとかもあるから検討してみて!

節電方法その4:電力プランの変更をする

  • アンペア制の電力会社であればアンペアを下げて基本料金を安くする

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我が家は先日アンペアを50A→40Aに下げてもらうよう電力会社へ連絡したよ!

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おわりに

以上、最近の電気代の高騰の原因と今後の対策をご紹介しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

おかねのこと
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この記事を書いた人
2510mama

現在育休中|4歳男の子と1歳女の子の2児の母|2017年FP3級取得|2021年6月よりつみたてNISA満額投資|2021年12月よりジュニアNISA満額投資|第一子の時に産後クライシスの経験があり、同じ悩みを持ったママに向けて元気を取り戻すブログ運営を目標にしています|隙間時間に子育てやお金や趣味にまつわる情報を発信していきます|育休中に2020東京オリンピックパラリンピックボランティアに参加し、現在は充実した日々を送っております|現在簿記3級取得に向けて勉強中

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